猥談バーで逢いましょう

成田アキラというエロ漫画家をご存じだろうか。
エロとはいっても風俗の体験ルポとかがメインで、よくあるエロ漫画の実用的じゃない…いや、性風俗のシステムの紹介といった方向性での実用的?な漫画なんだけども、これが妙に面白い。

 

俺が性風俗に全然興味がないだけに、まるで外国に行ったかのようなカルチャーショックを垣間見ることがある。
全裸の女性が何人も四つん這いになって円をつくる。その外周をこれまた全裸の男性が円をつくって、太鼓の音に合わせてドーンとついたら、男性らは右回りにひとりずつズラしていって、また太鼓の音で…とか、何だコレ…という感じで、コーフンというよりも、自分の知らないところでこんなアホなことやってる奴がいるという感覚とゆーか、なんでこんなコトになってんの?これって楽しいのか?とゆーのが"妙に面白い"のである。

 

その感覚を思い出したのが「猥談バーで逢いましょう」

最近、漫画を新刊で買うことはあまりないんだけど、これは実にアホでよかった。まんしゅうきつこの本以来、笑いながら読んだ。G監督向けのオヌヌメ漫画。

 

あと、古本でいくつか購入
「ハード・コア」

いましろたかしが面白さが理解できれば、立派な中年である。

中古屋に2巻までしかなかったけど、面白いのは2巻までかな…?1巻はホント面白い。2巻の終盤にロボットが登場してからはちょっと…。

 

「麻衣の虫ぐらし」

 虫+萌えマンガといったところか。主に農業でやってくる害虫や益虫の話で、専門的な説明もあって面白いんだけど、物語上不要な風呂場シーンとか俺はいらないなぁ。。

 

「不思議の国のバード」

ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX)

ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX)

 

 1巻だけ。これは原作?というか古典ともいうべき「イザベラ・バード日本紀行」を途中までしか読んでないけど、およその内容は知ってた。それも含めて漫画って大変だよなとも感じた一冊。文章で1行だとしても漫画となれば、その人の履物・着物・髪型から小物、屋内の様子云々をわかってなくても描く必要がある。
まあ漫画なのでいわゆる演出があるのはわかるが、主人公バードの性格はこんなにキャピキャピしてるようには原本から読めなかったけど…。

 

「新・自虐の詩 ロボット小雪

新・自虐の詩 ロボット小雪

新・自虐の詩 ロボット小雪

 

 業田良家は名作ぞろいで本書も間違いないんだけども、すでに某Hに送った「自虐の詩」「悲劇排除システム」と比べるとちょっと…かな。