アカデミー賞はじめ、世界中の映画賞を総ナメした韓国映画「パラサイト 半地下の家族」見る。
第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編
俺の感想は…
映画賞総ナメってので期待しすぎましたよ。
答えてG監督
そうなんだよ!どんどん家族が入り込んでいく過程も何だアレ?って感じだけどさ、あのラストの予定調和は許せねぇ!
あの映画でアカデミー賞総ナメっていうなら同じ韓国映画だと「シークレット・サンシャイン」はアカデミー賞10個分ぐらいだと思うんスよ。
それに、基本コメディだけど最後にズ~ンと心を震わせる映画なら「鬼が来た!」
あるいは「アンダーグラウンド」が数倍上じゃない?
アレでアカデミー賞なら、「鬼が来た!」「アンダー・グラウンド」はノーベル映画賞ッスよ!
ノーベル映画賞!だったら「息もできない」はノーベル平和映画賞だ!
…それはともかく、先日、久しぶりに昔の友人と再会。
この友人は公務員の教師。面白いぐらい左翼なので俺も面白がってウホウホからかって飯食いながら話をしてると、菅直人時代の民主党政権は良かった、という。
ふわ~!!あの"増税したら景気が良くなる"超理論の経済学者(小野善康)をブレーンに従えた菅直人が好きとは…貴様!サヨクで一本スジが通っとる!
ちなみに、小野善康が何者か、一番わかりやすいのは山形浩生VS小野善康の口喧嘩のログを読めば一目瞭然
要するに、景気回復するには、小野善康は増税して(ためになる!?)公共事業に回せという。一方で山形は減税して民間にまかせた方がマシ、という。
こんな左翼系経済学者が幅を利かせてるというのは日本ぐらいだという話を聞いたことがある。アメリカはともかくヨーロッパでもいわゆるマルクス経済学というのは、もはや歴史学者の範疇だそうである。
気賀健三いわく、
「戦後、日本には進歩的文化人と称される一群の評論家がいて、左翼がかっていながら、はっきり左翼の立場を示さないところに特徴があった。」
まったくその通りだよ…。
ふと、カミさんに、マルクスって何人が知ってる?と聞いてみた。俺としては"ロシア人かしら?"という答えが返ってくるだろうとして"ウワ~ッハッハ、実はドイツ人だったのだよ!"とマウントをとるつもりだった。が、
「マルクスって誰?」
え?いや、マルクス主義とかのマルクス…って知らない?聞いたことない?
「知らない」
と言われ、何も言えなかった。
う~ん、そっか…。もはや説明する気もない…いや、果たしてどーやって説明したらいいんだ?
そもそもマルクス主義って俺、どこまでわかってんの?
前のブログで"俺をトロツキストと呼ぶな!その呼び方はスターリン派で、そもそも俺は毛沢東派だ!"というギャグを紹介したが、
torisoba-bekunai.hatenablog.com
どこまでトロツキーとスターリンと毛沢東の違いを指摘できる?と問われたら、正直、心もとない。