犬釘を撃て!

某Hから小包が届く。ありがとう。

 

■神田まつや 鶏南ばんそば…!?

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ううっ。早速食う。うむ。まつやのソバがこんな味だったかどーかはサッパリわからんが、ウマイ。結構ツユは甘めだな…。そーいや俺、神田まつやで鴨南食ったことないけど。。神田まつや、俺が学生の時に何度か行ったときにはいつも空いてたのに、その後はいつ行ってもほぼ満席か行列ができてたんだよね。。

このカップ麺、量が多いのも嬉しい。

 

■伊図透「犬釘を撃て!」 ★★★

犬釘を撃て! (アクションコミックス)

犬釘を撃て! (アクションコミックス)

  • 作者:伊図 透
  • 発売日: 2020/11/26
  • メディア: コミック
 

 ぐぬぬ。いいじゃないか…。SFではあるが、ロシアのシベリア鉄道を彷彿とさせる。ロシアというかソ連の文化っぽい感じで、登場人物のほぼ全て一筋縄ではなく、敵味方がはっきりしない…つまりは大人なマンガである。

 

はじめに登場する頑固な親方に誰もが好意を抱くが、やがて主人公の心境の変化に読者側が魅かれていく激渋な物語でもある。

 

激シブな話と同じく絵柄も良くあってる。んでもって鉄道の、さらには線路の敷設工事がメイン(!)という超地味な作業の描かれ方が実に丁寧で説得力がある。SFはこーいう細部の丁寧さがリアリティを醸し出す。

 

これは映画化しても十分面白いと思う。こんな漫画家を知らなかったのは悔しい。

 

■池田邦彦「国境のエミーリャ」★★

 うむ。。。話は面白い。もし、日本が大戦中に降伏せずにソ連の侵攻が進み、東京のど真ん中でベルリンの壁が築かれていたら?という設定のマンガ。
確かに、この設定はありそーで読んだことは無かった。

 

物語も渋い。主人公は東側に住みながら、希望者に西側へ脱出させる請負人。
人民食堂、鉄道、自動車、そして実際の歴史に基づいた名称や事件なんかを絡めて、すべての設定がよく練られている…んだけど、なんだろう…絵がちょと追いついてない感がある。

 

物語としては大学生以上、社会人向けのハードボイルドなんだけども、絵柄が幼年マンガっぽいのがアンバランス。人物もそうだが、背景が悪く言って雑。先の「犬釘を撃て!」よりも物語によってはよく練られてると思うんだが絵柄で損してる気がする。

 

ロシアものが流行ってるとは思えないんだけど、なんか他にもあるんかね?


■拓殖文「幸子、生きてます」 ★

幸子、生きてます(1) (Kissコミックス)
 

 独身女性の自虐ギャグもの。しかし中川いさみに似ている…。絵柄といい日常生活中心のギャグといい…このマンガのギャグをもっとシュールにすれば中川いさみになる。

 

俺としてはイマイチ面白さがわからんです。

 

晩婚化が進んでるのもあってか独身女性の自虐ギャグは昔よりも増えた気がする。こーいうネタは結婚がゴール的な扱いのため、フェミニストたちの攻撃のマトになる気もするんだけども、やり玉にあったという話も聞かないのは所詮マンガだから…?

 

どもども。残りは今読んでます…。