テネット、再び

■「テネット TENET」見る。


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劇場で見たけど、もうネットフリックスで見られるとは。。


4人で劇場で見に行って、終わった後は皆、口数は少なかった。
"絵は凄いけど、なんかよくワカンネ"というのが全員の感想だったはずだ。
話が分からない馬鹿は俺だけ…?という疑問はずっと残ってた。

 

ネットフリックスで2回目を見た感想を言わせてもらえば、
絵が凄くて最後まで見ちゃうけど、やっぱり脚本おかしくねぇか?コレ…。

 

オジサンは、最後のドンパチ、何が何だかわからんよ。
時間軸の順行と逆行が同時に挟撃させる理由がわからんし、理屈が合わない気がしてしょうがない。逆行の連中は皆、結果を知ってるわけでしょ?だから…と考え出すといろいろな矛盾が出てくる。
てっきりノーラン監督は理詰めの脚本をつくると思い込んでただけに、なんか考えただけ損、というのがなんか損した気分になる。。


■「戦場のピアニスト


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だいぶ前に見て、イマイチ良さがわからないと思ってたので再度見てみた。
監督がポランスキーだったのをはじめて知った。

 

確かによくできてるけど、評価が高すぎる気もする。
絶対悪のナチスの蛮行をこれでもかと描いた映画だからだろうなぁ。。

 

しかし、ナチスによるユダヤ人犠牲者の数が終戦後より現代に至るまで年を経るごとに増加していることを誰も問題視できない状況こそが問題ではないのか?現在、ユダヤ人側の犠牲者数に疑問を呈するような検証はほぼ不可能である。これは日本軍による南京事件の犠牲者の数が年々増加する話と同じである。

 

ポリティカル・コレクトネス…だったっけ?
"歴史的事実など存在しない"と指摘したE・H・カーのように、"理解できる人だけが理解できれば良い"、という知の二重性…つまりは"頭が悪い人用の真実"と"頭が良い人用の真実"が異なるという話は歴史に限らず政治や宗教含めて複雑になりすぎて、もはや何が真実なのかは声が大きい奴が決める、というのが"真実"なのだろう。

 

■「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」


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とりあえずアベンジャーズ系は見ておこうかとは思うのだが、もはや子供向けすぎて見るのがキツイ。ま~…世界中の中高生向けに全方面に気を配って物語を作るとなれば、何も尖ったものはできなくなるのは仕方がない。

 

CG、スゴイですよね、と、今回の敵役、ジェイク・ギレンホールは俺好きなんだよね。。ぐらい。。

 

正直、最近のであればアニメ版の「スパイダーマン・スパイダーバース」の方が凄いと思いました。ハイ。

 

NETFLIXのドラマ
■「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」全部見る。


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外人から、面白いから見ろよ!と電話がかかってきたので見た。

1話見て、う~ん…よくできてるけど、全部見る気はないかな。。
と思ってたらまた電話がかかってきて「何話まで見たの!?」とせかされる。

 

4話ぐらいまで見たらハマった。いや、まあ、よくできてるよね。。
カネかかってるし。。

 

■「THE END OF FXXXING THE WORLD」


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外人から、面白いから見ろよ!と電話がかかってきたので見た。
いや…お前は見たのか?とたずねたら、いや、まだ見てないんだよね。。と答える。

 

なんでお前が見てもないドラマ見なきゃいけないの!?と聞いたら、俺の彼女が好きなんだよぉ!と言われて、あまりにも下らない理由なので見てみた。

 

1話見て、なんか…登場人物全員がエキセントリックすぎねぇ?
う~ん、なんか日本のマンガっぽいなぁ。。

 

突飛なキャラクターたちの突飛な言動で突飛な事件が起こる、という展開は、昭和の日本のマンガによくあるパターンである。なにしろ漫画界の巨匠、小池一夫の「劇画村塾」の基本はとにかく"キャラが立ってる"ことであった。

 

ハリウッドっぽい脚本だと、
・突飛なキャラは主人公一人であとは常識人
・常識人の主人公が突飛なキャラに振り回される
のいずれかのパターンである。
このドラマのように登場人物全員が突飛で奇特なキャラ、という設定はまず無い。

 

2話目を見た時点で、カネの単位が"ポンド"だったことからイギリスで制作のドラマだったことに気が付く。イギリスならありえる。モンティパイソンもそうだし。

 

いや~…しんどいなぁ~と思いながら1シーズンを見終わる。

 

ついでに2シーズンをみたら、かなり面白かった。。

「これは2シーズン目を見るために1シーズンが存在する」と外人にメールしたら「それな!」と返事が返ってきた。