それではさっそくBuonappetito!

■それではさっそくBuonappetito!


著者のヤマザキマリで一番有名なのは「テルマエ・ロマエ」だが、俺はエッセイの方が好き。活字のエッセイも面白い。

このマンガもイタリアの料理についてのエッセイ漫画で、面白い。

 

■この社会主義グルメがすごい!!

 

う~~ん。マンガとしてはイマイチかな。。
グルメ漫画としては飯の内容がわかりくい。萌えマンガだし。そもそもが見慣れない料理なのでどーいう味なのかという説明がイマイチ。

 

それに社会主義、東側の国の説明が教科書臭くて面白くない。
社会主義を知らない人にとっては妙にまじめな説明が長いし、知ってる人にとっては読むほどの内容でもないという微妙なあたり。
むしろ社会主義共産主義の説明もギャグに徹しても良かった気がする。
多分、作者は真面目なんだろうな。

もとは同人誌というあたり、ちゃんとした編集者がつけばもっと面白くなる気もするマンガ。

 

 

後期■第7章 唐代における思想統一とその反動

唐の時代に有名な試験制度"科挙"ができる。
この科挙の内容は2つ。ひとつは儒家思想を問うものだが、もう一つは詩(文学)を問う内容である。これは唐の文化の特徴と言える。

 

そしてこの時代、主流派である儒教学者はあくまでも昔に何が書いてあったか、という学問(訓詁学)から抜け出すことが無い一方、道教や仏教の発展した。
その道教や仏教の哲学的思考に対応するカタチで儒教も発展した。