俺の今年No1マンガが決定した。「邦キチ!映子さん」
しかし、読者のストライクゾーンが狭い。
G監督にはドストライクだと思うんだが、某Hにはむつかしい気がする。
中身はタイトル通り、邦画キチガイの女子高校生、映子さんが邦画を紹介するマンガ。
最近、映画を紹介するマンガは増えてきたが、B~Z級邦画に焦点を絞ったマンガは珍しく、その邦画キチガイっぷりが見事である。
見た目は少女漫画で、なんか"日ペンの美子ちゃん"みたいな正統派少女漫画の画風だな~と思ったら、ホントに日ペンの美子ちゃん6代目の作者だった。
ちなみに作者は男性で、日ペンの美子ちゃんのパロディマンガを描いてたら、ホントに白羽の矢が立ったそうである。
読者層は中高年であろうこのマンガ、中高年のオッサンの映画の感想を女子高校生が語るというもので、部活でキャッキャ・ウフフしながら、あ~~学生時代、こんなんだったら楽しかっただろうな~という、サブカル男の妄想がこのマンガの醍醐味である。
なので、女子高校生なのにVHSビデオデッキを買ったり、キン肉マンとかあしたのジョーの原作に詳しかったり、柴田理恵とか國村隼が好きだったりする。
このマンガで衝撃的なのは
市川隼人という映画ジャンルがある。
マンガ実写映画には伊勢谷友介
など、心底震える真理の発見が次々と提示されるのである。
第一話目はネットで読めるが、実写版「魔女の宅急便」。
宮崎駿のアニメではない。「呪怨」の監督、清水崇による実写映画である。
俺も見たことない…。
映子さんいわく
「キキにイラついたトンボが"魔法魔法言うな!"と叫びながらキキを張り倒すシーンが特に好き」
う~~ん、気になる。。
このマンガ、今のところ6巻まででている。
先日の「戦狼」や「パッドマン」もこのマンガで紹介されてたので見たのである。
で、このマンガによるとゴジラシリーズで一番イカれてるのは28作目の"ゴジラ FINAL WARS"だというので、さっそく見てみた。
なるほど…ゴジラシリーズ最終回だというのに、ゴジラがほとんど出てこない。
確かにドン・フライが最強。ドン・フライが日本刀を持ってたら、ほとんどの問題が解決される。
世界を救うメンバーがドン・フライ、TOKIO松岡、菊川怜、國村隼という滅茶苦茶な人選は確かにスゴイ。
ただ、俺は監督の北村龍平は好きなので、意外と最後まで見れた。
多分、北村龍平はゴジラに興味なかったんじゃないの?だって俺もそうだから…。
なので、ゴジラは活躍せず、ほとんどが謎の人間ドラマと人間アクションに終始したのかな?
敵役の北村一輝も結構よかったし。
んでもって、このマンガで指摘する
"最後のフワッとしたキックみたいなパンチ"
確かに俺にもそう見えた!