キキ vs ザボーガー

「邦キチ!映子さん」ファンであるために見なければならない…
実写版「魔女の宅急便」を見た。


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うむ…2時間という時間が思ったより長く感じる映画だよね。。
正直、ずっと見てるのが苦痛だったので、10分おきぐらいに映画「殺人の追憶」と切り替えながら見た。

 

なんか…トンボが謎のガキ大将っぽい感じ、とか、
カバの飼育員が精神的に異常なほど乱暴、とか、
まあ…多々の疑問が残る映画であったことは間違いないですよ。

 

全体的な感想で言えば、ライムスター宇多丸がいうところの
予算とスケール感が合ってない。
チープな作り物感が最後まで抜けないのが残念である。

 

そもそも架空の街なのか現実の日本の片田舎なのか終始モヤっとする。
セットまるだし感でいくと思いきや、実際の田舎の家がでてきたり、世界観がハッキリしない。

 

世界観がハッキリしないといえば、魔女の存在もハッキリしない。
冒頭「魔女は珍しいけど実在します」というセリフで、ほとんどの人は知らないが知ってる人は知っているレベルらしい説明があるのだが、ほうきで空を飛んでる魔女を村人たちが見るシーンごとに村人たちの反応が違っている。
もし現実世界で見たなら、大騒ぎになるはずなのだが、
およその場面では、皆、ぽか~んと見上げるだけ。あるいは、魔女だ!逃げろー!となるか、ほとんど無視する、とか、この世界の一般人にとっての魔女の扱いがよくわからない。

 

まあ、文句を言い出したらキリがないこの映画、さすが邦キチが好きな作品だけのことはある。

 

で、同時に見てた「殺人の追憶」は、邦キチ!映子さんに登場するヤンヤンが紹介してたので見た。


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まあ、文句なしに良いよね…。

 

で、邦キチ!映子さんの2話目は「電人ザボーガー」なので、それも見た。 


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これはまだ魔女の宅急便よりも見れた。
いい歳した大人がふざけてる映画だが、その面白さはいい歳してないとわからない。
そして俺はいい歳なので、なんかわかる、という映画であった。