某Hが、「浅草キッド」を語る神田伯山のラジオが面白れーから聞けよぉ
と言うので聞いてみた。
■2021.12.17 問わず語りの神田伯山
うーむ、落語家の関係性が俺、わかんなくて…
ただ、後ろの古舘伊知郎の話は確かに面白い。
ちなみに「浅草キッド」について神田伯山のコメントもビートたけしのコメントもほぼ同じなのは興味深い。
"キレイな部分だけ語られてるが、それも含めて映画の良さ"
■岩井澤健治「音楽」見る。
あ…あかん…これ、今年の俺の邦画No1。ハイ。
いや、邦画で何を見たかおぼえてないけど…あ、ザボーガー見たっけ…。
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」同様、見る人を選ぶ映画で、はじめのシーンでピンとこなければ見なくてもいいと思うんだけど、ヒネてしまった中年、サブカル大好きっ子のボクにはこんなのズルいですよ。
まずはそのあまりに独特のアニメ表現、それにタイトルが「音楽」なんだけどもその音楽のクセが強い。メロディーもハーモニーも無い、リズムも有って無いようなまさしくドコドコドコドコ言ってるだけ。
なにしろ楽器やったことない高校生3人がテキトーに楽器を拾ってきたのでベース2本とタイコ2つ、という構成からはじまる。
まあ、BGMとしてはちゃんとした?曲が使われるが、3人の演奏の曲が実にシュール。しかし、これがまたプログレ大好きっ子の俺にはストライクで困る。
時折、画面に70年代ロックを象徴する絵がちらほら描かれる。キング・クリムゾンとかツェッペリンとかマイク・オールドフィールドとか。
とにかく、その時代あたりで一番尖ってた雑音と音楽のあいだみたいなプログレっぽい音楽にまた痺れる。
物語も有って無いような、ともかく独特な絵に独特なタイミング、ラストに近づくにつれ、その絵も強烈なインパクトになっていく。
というわけでG監督のコメントを待つタカコ。