そーいやこの映画って監督がスピルバーグだったよな、
と思って「ターミナル」見る。
…これ、面白いの?
基本、底抜けなお人よしが周囲を幸せに変えていくという物語。
それがまた毒にも薬にもならない感じで…家族向けにはいいのかもしれない。
山田玲司いわく「スピルバーグって、やる気のある映画と、やる気が無くて流してるだけの映画がある」という指摘はその通りかもしれない。本作はスッゴイさらっと流して作ってる感はある。
予算も技術もさすがにスゴイので見てる分には苦痛ではないが、なにひとつ引っ掛かるよーなシーンも無い。
空港から出られなくなったというネタは実在のモデルがいるとのことだが、本作とは内容は違うようだ。
■山田五郎「機械式時計大全」読む。
読むっていうか、目を通しただけで精一杯。
というのも、腕時計の機構…脱進機なんかの基本構造から全部図解入りで説明してくれてるんだけど、全然理解できない…。トゥールビヨンなんかの複雑機構になると、完全にお手上げ状態。
本書にもあるけど、宝石も使ってないのに腕時計ひとつがなんで何百万・何千万円もするの?という問いには確かに答えている。無数にあるように思える歯車ひとつひとつが英知の結晶であり、その複雑さと精巧さは想像を絶する。
ただ、あくまでもハードウェアである機械式時計は目に見える最も緻密な機械という点で分かりやすいのかもしれない。完全にブラックボックスであるソフトウェアはいくら複雑であろうが目に見えない。
本書を読み終えた感想としては、俺は機械式時計にそれほど魅力を感じない、ってことがハッキリわかった。。ある程度の見た目に時間と日付がわかれば中身はどーでもいいかな…俺。
あえて興味が出てきたのはシチズンのカンパノラ
機械式なら数千万円レベルの超複雑機構をクォーツというだけで50万程度で買えるという。…でも複雑機構の最高峰といえるミニッツリピーター(音で時間を知らせる機能)といえども目覚まし時計以外に使い道無いし、星座の運行を知りたいと思ったことないし…腕時計で50万って…中古で車買えるやん。。
世界のオークション市場における基軸通貨的な役割を果たしているブランドの代表がパテック・フィリップ。一方で(略)落札額が乱高下しがちな投機銘柄の一例がロレックスです。
って書いてあるので、もし今後まかり間違って機械式腕時計を買うとしてもパテック・フィリップにしようかしら…。
今調べたら、やっすいモデルでも200万以上するやん。。