最近、記憶に残った一本。
「ハウス・オブ・ダイナマイト」
見終わった後に調べてわかったが、この監督は「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティー」の監督だとゆーので、そりゃあ面白いのもわかる。
まー、見ないだろうからネタバレギリギリでいえば
何でもないある日、日本海近辺から一発の大陸間弾道ミサイルが発射される。
即座にアメリカは察知するが、それはやがてアメリカ国内に着弾することが判明する。
判明した時点から着弾するまで約18分。
本作は、その18分でアメリカ軍、政府内部で何が起こるかをドキュメンタリーっぽく描く。
この監督は徹底的に調査することで知られてるので、多分、相当な部分、リアルなんだろう。
本作において実際にアメリカ政府から「そんなもん絶対迎撃できます」とのクレームがあったらしい。
実際に誰がどうやって監視してて、どういう指揮命令系統なのかというのがわかりやすくていい。
いや、登場人物は結構多いのでホントに理解しようと思えば大変っぽいけど。
そりゃツッコミどころは色々あるとはいえ、なかなかの緊張感で良かった。
しかし、コレ、日本だと数分程度で、結局は着弾するまで何もできないだろーなー。
さらに、あんまり関係ない話でいえば、俺はロシアは核を使うんじゃないかと思ってた。
ウクライナ進行した後に、一時、バルト海近辺で対EU空軍とバチバチになった。こりゃバルト海沿岸で核実験のフリでもやって脅しをかけてくるかな?程度に俺は思ってたが、本作をみたら、核の運搬、ましてや爆発が起こった瞬間に世界各国がどう反応するのかわからんな…そりゃプーチンもビビるかもなと勝手に反省した。
2011年のアニメ。
ずーーっと前に見ようとして、そのたびに挫折してたが、やっと見終わった。
兎に角、話が進まない。
さらに、オタクで中二病全開のキャラクターとか、媚びたような話し方する女性キャラクターとか、見てるのが正直苦痛。
ついに禁断の1.5倍速で10話あたりまで見て、やっと物語が進みだす。
まったく予備知識が無かったんで、あー、タイムマシンによる「バタフライ・エフェクト」的な話だったんだと理解する。
間違い探しのように日常がおかしくなっていく、主人公だけが周囲と微妙に食い違っていく描写のために、冒頭のどーでもいい日常を描く演出が必要だったというのはわかるといえばわかるが、それでもはじめの10話ぐらいが正直キツイ。
タイムマシンものって「バックトゥザフューチャー」とかいろいろあるけど、うまく描いた作品でパッと思いつくのは3つぐらい。
ひとつはマンガ「ドラえもん」。短編のためにわかりやすいし、ハッとさせられる。タイムマシンの話はいくつもあるが、どれも秀逸。
ひとつは筒井康隆「時をかける少女」。ドラえもんも時をかける少女も、物語のスケール感がこじんまりしてるから成功してる気がする。多分、これ風呂敷を広げるとクリストファー・ノーラン「TENET」みたいに理屈があわない事態になっちゃうんだろうな。
もうひとつは映画「恋はデジャブ」
正直タイトルはヒドイが内容は素晴らしい。まあコレはタイムマシンものというには微妙で、とにかく1日すると必ず前の1日に戻るのを永遠と繰り返すというもの。
当初、主人公は、興味本位でやりたい放題するものの、やがては自暴自棄になり、その後は…という作品。
わかりやすいながらも、ニーチェの"永劫回帰"思想を思わせるようなつくりには唸らされる。
■荒俣宏「「しるし」の百科」
某Hからのもらい物。
しるし…印、記号、文字、数字、国旗とあらゆる「しるし」についての解説本。
卍が太陽を意味していたというのは知らなかった。
無限に湧き出てくるような知識、それをまとめた知性にただ圧倒されるのはさすが荒俣宏。
古くは 南方熊楠「十二支考」の知識量に圧倒的されたのを思い出す。
