国際金融のトリレンマ

ネットフリックスで攻殻機動隊シリーズ最新作
攻殻機動隊 SAC_2045」全部見る。


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う~~~~ん。
安っぽいフルCGの見た目は置いとくとして、シーズン2から話は面白くなっていく…気がしたけど、残念。。初期シリーズの知能指数を半分以下にしてしまった感じ。

 

アニメなんて子供が見るんでしょ?という常識…というか常識人なら今でもそうだと思うけど、その子供が見ても理解できない大人向けの重厚な世界観と物語が攻殻機動隊の魅力だと俺は思ってる。

 

最新作SAC_2045はネットフリックス側の要望なのか、妙に子供向け。わかりやすいといえばわかりやすいのだが攻殻機動隊の魅力は半減したかな…。

超天才設定のキャラクターの描き方は、よほど気を付けないと天才に見えないよね…。


終わってみれば、物語の骨格は初期シリーズ2作目と同じだったし、最後のシーンの一言一句が過去作からのセルフコピーってのは俺は残念なんだよ。

 

ロシア・ルーブルは暴落するかと思ったら比較的安定している。
その理由をあーだこーだと語る人は多い。

 

当初
1、ロシアと取引する相手が極端に少なくなる。
2、どーしても取引する必要がある相手は高値で取引せざるを得ない。

だからルーブルは値が戻ったんだ!という理屈を聞いてたけど、なんか俺は納得できなかった。

 

で、「国際金融のトリレンマ」理論でハタを膝を打った。

国際金融のトリレンマ」とは
 ・自由な資本移動(国際的な自由貿易
 ・金融政策の独立性(自国で金融政策がとれる)
 ・為替相場の安定
以上の3つのうち、現実には2つしか実現できないという理論。

 

今回のロシアは自由な資本移動(国際的な自由貿易)を失った。
なので、あとの2つ…金融政策の独立性為替相場の安定を手に入れた。

だからルーブルは安定してるんだよ、という理屈には納得した。