某H、本が届きました。ありがとう。
やっと映画「福田村事件」のパンフレットを読むことができた。
クレジットで俺の名前が…あった!
確かにG監督と某Hと俺の名前があるぅ~。
俺の動体視力ではスクリーンで確認できなかったのが悔やまれる。
それはそれとして、このパンフレットの文章は正直読むに堪えない。
この感じ、ネットフリックス「新聞記者」に通じるところがある。
事実とフィクションがごちゃ混ぜだけならまだしも、イデオロギー的にあたかも虚構を事実であるかように見せようとする下心が丸えでウンザリする。
実際、史実としての福田村事件の資料はほとんど無い、とパンフレットでも記載されている。にもかかわらず、事実として判明してるのはコレだけですよ、という説明がわざと抜けているようにしか読めない。
本作は福田村事件をもとにしたフィクションである。
森達也ふくめて、イデオロギー的に創作した部分が映画の9割9分であるにもかかわらず、現実の事件である「福田村事件」というタイトルをつけたことへのうしろめたさなど微塵も感じられない。
唯一、良かったのは市川・佐伯という人の対談
「映画は影響力が大きいですから、正しい史実と映画のフィクションの部分を分けるべきですね。今回の映画はそこがかなり不鮮明です。
(略)
とにかく一番心配しているのは、この映画がそのまま史実の定説になっていくことです。」
あと、主役の2人の役者さんのコメントが政治的・イデオロギー的な話を大人の対応でいなしてる感じが良い。