スーパーサイズミー2 ホーリー・チキン

モーガン・スパーロック監督のドキュメンタリーはいくつか見たが、やはり「スーパーサイズ・ミー」が一番だろう。


【映画】★スーパーサイズ・ミー(吹き替え)★

あれ?全編見られるけど大丈夫なのかな…?

 

30日間マクドナルドしか食べちゃいけないというルールでどのぐらい体に影響があるか、という単純だけにわかりやすく、興味深い話だった。

 

その後は雨後の竹の子のごとく、30日間大麻を吸いまくるとか色んなビデオがでた。日本でも同じようにマクドナルド30日間、カップ麺30日間なんかを検証するサイトがでてきた。今調べたら書籍化してるみたいだ。

 

で、そのマクドナルド食ってゲロ吐いてた監督が、今度はファースト・フードの店を創業するという。
スーパーサイズミー2 ホーリー・チキン」


映画『スーパーサイズ・ミー2:ホーリー・チキン! / Super Size Me 2: Holy Chicken!(原題)』海外版予告編

まず鶏肉を育てるために鶏舎を借りるところからスタートするのだが、これがなかなかむずかしい。
アメリカの鶏業界?は5大企業が寡占しており、その支配から少しでも逸脱するのは至難の業である紹介からはじまる。

 

ともかく、鶏を育てはじめるのだが、「抗生物質不使用」「ホルモン剤不使用」「放し飼い」などという健康っぽいうたい文句の法的基準は何か?と調べるとこれまた興味深い。そもそも誰も使用してなかったり、ほぼ基準が存在しなかったりする。これは日本と同じかもしれない。

 

で、ついにファーストフード店を開店するが…。

 

わかりやすさとインパクトは前作には負けるが、いろいろ興味深いのは間違いない。わかっていた気がしてた外食産業の闇をあらためて見せられると、さすがに躊躇してしまう。特にファーストフード店は。

それはそれとして、スパーロック監督に協力した鶏農家がかわいそうなドキュメンタリーでもある。