葬送のフリーレン

で、ネットフリックス「三体」全8話見る。


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…ここで終わり!?
見終わってから調べたら、ネットフリックス版は原作の3分の1だそうで、この続きどうなるんだよ!と叫ばずにはいられない。

 

このドラマの第1話の冒頭が文革からなんで、こりゃ硬派なドラマやで~と思ったら、
ぽつぽつと、アレ?なんで?というシーンも散見する。

 

「三体」の翻訳者自身が語るyoutubeを見てたら、「三体」自体、しょーもない間抜けなシーン、トホホな描写もいくつもあるんだそうで、それで納得。理詰めのハードSFかと思ったら意外とそうでもない物語であった。

 

ネトフリ版を見るなら、第6話(確認したら第5話だった)はできるだけ大画面・大音量が吉。
第6話だけで普通のハリウッド映画2本分ぐらいのカネ使ってる気もする。

 


■なんとなくアニメ「葬送のフリーレン」を見てしまい、24話だっけ?最後まで見てしまう。

 

おお…なんかわからんが新しい…と思ったが、演出をおいて考えるとシチュエーションが新鮮、というアニメだった。


この原作マンガは読んでないが、ともかく予備知識というか前提を知らないと説明が難しい。ここ2~30年ぐらい?のファンタジー世界観を踏まえての物語で、エルフやドワーフなんかは所与であって説明は無い。
エルフって何?なんでそんなに長生きなの?と質問されても、そりゃこれまでのファンタジーのお約束だから、としか説明できない。
なので、そもそもそーいう世界観を知らない人はかなりハードルが高い。

 

そのうえで、魔王を倒して街に凱旋するところから物語が始まる。指輪物語でもドラクエでも何でも普通のファンタジーのエンディングが終わったあとの後日譚であるというのもちょっと新鮮だが、実はその旅路を時々思い出しての人情噺である、というのがファンタジー・アニメとしては新鮮な気がする。

しんみりとした話が多くて、それがイイ。ただし中盤からバトルシーンなんかも出てきて逆に興ざめするが、まあ子供向けだしなぁ…とおもったら、またシットリとした話に戻る。

 

一昔前にブイブイいわしてた魔法使いが、新人相手にちょっとしたアドバイスをしたり、昔の仲間と思い出話をするというのが面白い…って、ずいぶんオッサン目線な気がするんだけども、原作の読者層は何歳なんだ?