モテ考

ベンツ様のエンジンがかからなくなった。
キュルッと一瞬、セルが回る音が聞こえる。
うーん…バッテリーが上がったなぁ。。

 

えーっと、手順としては
1)保険屋に連絡して、応急対応サービスでエンジンだけかけてもらう。
2)クルマ屋に持っていってバッテリー交換してもらう…かな。

 

というわけで保険屋のサービスに連絡すると、まもなく応急処置サービスの人がやってきた。

 

先に俺が簡単な状況説明をした後、

んじゃ、これからこの機械をバッテリーにつなげてエンジンをかけますが、その前によろしいですか?と念をおされる。

 

「瞬間的ですが、高い電圧が流れます。ベンツは、まれにカーナビがぶっ壊れます」

 

え~…と思ったが、正直、このベンツの純正カーナビはクソなので使ったことない。
うん、まあいいですよ~と伝えると、

 

「あと、ごくまれに、ブレーキがぶっ壊れます。今のベンツはコンピューター制御のブレーキシステムになってますので、こいつがぶっ壊れますと、このクラスだと、修理に60万ぐらい、でしょうか」

 

それ、中古の自動車買えるよね!
思わず笑ってしまったが、レッカー移動とか超メンドクサイ。。

しょーがねーです!一発ヨロシクお願いしゃす!

 

と、サービス員にすべてをゆだねると、おもむろにトランクを開けはじめた。
何でトランク?と思ったら、トランクの下にバッテリーがあるんだ…知らなかった俺。
へぇ~…バッテリーがデカイ。普通車のバッテリーの2倍ぐらいデカイ。

結果的にうまくいったが、バッテリー代4万円か…。

 

まったく、外車はこーいう感じでバッテリーが突然死するパターンが多い。
プジョーもそうだった。
ちなみにダイハツ・タントは新車で買って車検の目前でバッテリーが死んだものの、何日か前から徐々にエンジンを始動させたときのセルの音が弱くなってきたのでわかりやすかった。

 

バッテリー交換した帰りにブックオフに立ち寄る。


■緒方波子「モテ考 30歳独身漫画家がマイナスから始める恋愛修行」

 ブックオフで100円で買ったが、当たりだった。

よくあるモテるにはどーしたらいいかマンガではあるが、ひとつ抜けた感がある。

 

中盤、著者自分の理想の男性像を考えに考え抜いた結果"荒俣宏"であることに気が付く。
その後、荒俣宏本人を荒俣度5億点として、荒俣度50点以上の相手を見つけようと活動した結果、ついに相手が見つかるのである。

 

こーいう系の漫画でホントに相手が見つかるのは珍しい。しかも相手の描写のリアル…阿部公房が好き、とか、でっかいエビを殻ごと食うとか…今、検索してみたら、本作の最後で見つかった相手との恋愛模様を次のマンガ本「ラブ考」で読めるらしい。また100円で見つけたら買おうっと。

 

panpanya「おむすびの転がる町」

おむすびの転がる町 (楽園コミックス)

おむすびの転がる町 (楽園コミックス)

 

 俺はpanpanyaが好きなの!ブックオフなのに500円以上したけどいいの!

 

■森皆ねじ子「ねじ子の医療絵図 人が病気死ぬワケを考えてみた」

人が病気で死ぬワケを考えてみた

人が病気で死ぬワケを考えてみた

 

現役の医師が描いた医療系マンガという説明書きが書いてあるが、…これは漫画ではない。イラスト…というか、なんというか、中高校生向けに病気とは何かの説明本だコレ。

 

がんとは何か、感染症とは何か、云々わかりやすい。ウィルスの説明のところで、最近のコロナウィルスのことを思うとなかなか勉強にはなる。

…が、これは漫画ではない(2回目)

 

■ゆつき・葉来緑「ナースゆつきの怪奇な日常」

ナースゆつきの怪奇な日常

ナースゆつきの怪奇な日常

  • 作者:原作・ゆつき
  • 発売日: 2019/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

夫が漫画家で嫁が看護婦で、看護婦たちの証言によるオカルト体験談マンガ。
なんかイラストというか学習漫画っぽい絵柄。
まあ、リアル感はある。しかし、絵が怖くないのはわざとかな…?
単にホラー漫画としては中山昌亮「後遺症ラジオ」の方が怖い。