と、いうわけで電話で少し話した件はコレ
本来の目的は、取引先企業が倒産した場合に備える積立金(引当金)
ただ、この掛け金が全額経費として認められる、というのがキモ。
月額5千~20万で設定可能。一括年払も可能。
最大年間240万をストックできる。
一括年払も可能。掛け金の変更もできる。
積み立ての上限は800万でストップ。それ以上はできない。
解約した場合、
1年間以上経過すると約8割戻ってくる。
40ヶ月(3年4ヶ月以上)以上経過すると全額返金。
解約すると、そのカネは利益とみなされる(雑所得)。
いわば税金の先送りともいえるが、解約のタイミングは自由。
契約上、何年でもストックしたままにできる。
つまり、微妙に利益が出そーになると一旦この共済にストックする。
赤字になると判断した時期に解約すればよい。
※電話すると「中小企業倒産防止共済です」と言われるので、一瞬混乱する。
2■小規模企業救済
目的としては、中小企業経営者のための退職金積立。
これは税制上、会社の経費とはならないが、個人所得の控除となる。
月額千円~7万円。最大年額84万円。
上記の共済とくらべると使い勝手は悪いが、ストックの金額に上限がない。
退職金の支払いは、会社を辞めなくても自身に退職金を支払うことができる。確か2回までだったと思うんだけど、それは会計士なんかに相談してほしい。
退職金は税制上かなりの優遇措置があるため、毎年の所得税なんかと組み合わせて長期でうまくやればかなりの節税にはなる。
ただ、税金を考慮せず掛け金だけで計算する場合、支払額を満額受け取るには20年かかるけどさ…。