近所のブックオフに昔のマンガというか、ガロ系?コーナーができた。
花輪和一とか諸星大二郎とか、俺のド真ん中。田中圭一とか渋い。
こーいうのは店長の趣味かな…他のブックオフにこんなの無いぜ。。
欲しいような本はほぼ持ってるものの、手塚治虫とか何冊か買う。
一番目立つのは、ふくしま政美「聖マッスル」
広辞苑より分厚い。
20年ぐらい前に読んだ記憶もあるが、絵のインパクト以外おぼえてないので買ってみた。
…うん!頭がおかしい!良い意味で…。
全編、全裸のマッチョがボコボコに殴り合うマンガだが、醜悪な敵の肉体のえげつなさ、それに何といっても群衆の描き方が尋常ではない。百人、千人単位の群衆がしょっちゅう暴動を起こす(笑)のだが、その群衆がびっしりと描きこまれていて、見開きも小さなコマもみっっっっっちりと小さな人で埋め尽くされてる。
セリフなどほぼ無いのに、読んでるだけで体力を奪われる感じがするスゲエマンガだ。
まあ絵のインパクト以外おぼえてないのもある意味正しい。物語はほぼ無い気がするのだが、原作者が別にいるとは。。