失敗した2冊

う~ん…新刊で買ったのに、失敗した。


■コンテナ物語
本屋をウロウロしていたら「コンテナ物語」見つける。

 そーいや昔、某Hからコンテナの本を送ってもらった。実に地味な内容だったが良書だった記憶がある。コンテナについての本ってのはそもそも珍しい。こりゃ某Hも喜びそうだ!

ん?もしかして、某Hからもらった本とまさか一緒か?

…いや、表紙の色からして全然違うし。。
と、買ってみた。

 

買った後、あれ?もしかして、やっぱ某Hからもらった本と一緒?
ペラペラめくってみて拾い読みするが、果たして一緒かどうか記憶があいまい…。

まさか…帰ってから本棚を見たら、

 うむ、新装版ってことで、要するに一緒だった!
2800円もしたのに…もったいねぇ。。

 

 

■人新世の「資本論」 斎藤幸平

人新世の「資本論」 (集英社新書)

人新世の「資本論」 (集英社新書)

 

 出た当初、パラっとめくって、あ~…駄目だコレ。。と買わなかった。
しかし、知ってる人が絶賛するもんで、嫌な予感しつつも購入してみた。

 

第一章まで真面目に読んだが、なんだコレ。。
昨今の環境問題をからめてマルクス信奉者が書いた、共産主義者への勧誘本

 

サスガに真面目に読むのがキツくなってきて、後はパラパラと読んでみた。
内容を一行で要約すると、
"実はマルクスは現代を予言していた!ナンダッテー!"

 

これまでマルクスを知らなかった人をダマすか、あるいは共産主義に興味を持ってる人をイイ子だね~って褒めるという内容に、日本ってまだまだマルクス信奉者って多いんだねぇというため息しか出ねぇ。。

 

まともに取り合うのも困るのだが、んじゃ何処がダメなのかと説明すると、昨今の環境問題の本質+マルクスの解釈+歴史的経緯の話になるので、以前のサヨク入門レベルに超・長文になる。

 

んじゃ解説してみろよ!とゆーのならやってみるけど…。
メンドクサイけど。。