アタマの中のアレを食べたい

■アタマの中のアレを食べたい 

ゲテモノ食いは昔からあるエンターテイメントのジャンル(?)で、マンガでも唐沢俊一・なをき兄弟なんかでは、鹿のペニスを食うってのが妙に記憶に残っている。断面図が麻雀パイのイーピンにそっくりらしい。


寄食・ゲテモノ食いってのは、著者も嫌々食うってのが基本だと思うんだが、著者自身がゲテモノ好きってのは読んだことない。

 

 

冒頭のトナカイ鍋はまだマトモな気がするが、ウーパールーパーの素揚げはシシャモ味ってのははじめて知った。
クモとか蛇とかカメレオンとか、そんな味の知識?など知ってても何かに使うところはないだろう。。

俺ぁアレルギー持ちなんで、食ったことが無いタンパク質はどんな症状が出るかわからないので絶対食いたくないし。

 

ちなみに、ネットではさらに頭がぶっ飛んだ人もいるよね。「ざざむし」なんかが有名だろう。

zazamushi.net

本書とは関係ないが、人類は当初、死肉や虫を食ってたという説がある。
死肉はまだしも虫を食ってた、というのはちょっと疑問がある。
そもそも虫を食ってたなら、なぜ今、ほぼ全世界的に虫を食わないのかがわからない。
そりゃ、蜂の子とかイナゴとかを日本でも食う地域はあるが、一般化してない。
あくまでも珍味とか、非常食レベルである。

 

虫は牛豚鳥よりも養殖は簡単なはず。
なので、虫ってのは食ってたとしても人類史においてあくまでも非常食なんじゃないのかね?という疑問がずっとある。

 

■鍋に銃弾を受けながら

本書のコンセプトは「犯罪多発地域、ヤバイ地域ほど、隠れた旨い食い物がある」
某Hが一読していわく「そんなワケねぇだろ」と全否定した漫画。

 

俺としては、あのプレスリーの死因とされる超ハイカロリー・サンドイッチの作り方がわかってよかった。

 

■男のいない女たち

 

呉智英が帯を書いてたので買って読んでみた。が…う~ん。面白いの?コレ…。
ブスで性格が破綻した中年女性を緻密に描く漫画って、一体どんな需要が…。