舟を編む

クルマの運転中、ふとした尿意に、そーいや近くのデカい病院、トイレは入り口のすぐ横にあったハズと入った瞬間、検温とアンケート用紙に記入を求められ、本日は何用かと問われる。
う~ん…いや~その~…あっ、インフルエンザの予防接種をお願いしたいんですけど、そこそこ待ってる人もいますし、もうすぐ昼休みも終わりそうですしねぇ~とごまかそうとしたら、「予防接種だけならすぐに終わります」と案内されてしまう。
思わず、今年のインフルエンザの予防接種を終える。

 

で、引き続きお貸しいただいた本を読み終える。
半沢直樹シリーズ第3弾
「ロスジェネの逆襲」

 半沢直樹シリーズはどこから読んでもわかるようになってる。登場人物は前作からつながってはいるが話の内容はつながってない。そこらへん、シリーズ物の弱点となりやすい途中からの読者も楽しめるつくりには感心する。
俺はこの3作目が一番よくできてる気がする。

 

半沢直樹シリーズ第4弾
銀翼のイカロス

 この半沢直樹シリーズは、内容が…というか、金額がどんどんインフレしてしまっている。不良マンガのケンカが強い奴を倒したらもっと強い奴が、のインフレ構造と同じ。正直、この4作目のインフレは、ここまでしなくても良かった気が…。

 

 貸してくれた方に、読み終わったですよぉ~とご報告したら「ドラマどうでした!?」と聞かれて、いや…ドラマ見てないです…と言ったら会話が終わりました。

 

それにプラスして、映画化・アニメ化!?された「舟を編む」を貸してもらう。

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 

てっきり俺は読んだ気がしてたが、ふと思い返してみて原作小説を読んでないことに気が付いたので貸していただいた。
うーん、これ、二ノ宮知子のマンガのようだな…と感じる。
何か特定の、特殊な業種の内幕とその恋愛模様的なドラマであった。

続・ボラット!!

この歳になってくると、テレビを見て笑うなんてことはほとんど無くなる。が、サシャ・バロン・コーエンにはいつも笑わせられる。

 

10年以上前に公開された映画「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」で、アメリカにスゲェ奴がでてきたな、と(実際にはイギリス人らしいけど)思ったが、次の「ブルーノ」で完全にファンになった。

「ブルーノ」のギャグは客を選ぶ。超ブラックというか、基本的には差別ギャグなので"わかっている客"しか笑えない。

 

で、今回の
「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
久々に、画面見てゲラゲラ笑った。前作よりも差別がキツイ(笑)


『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』10月23日 独占配信開始!

ただ、今回はものすごい政治に偏っている。前作まではそれほど政治色は無かったように思うが、今回はモロに民主党より、というか反トランプ・プロパガンダ映画になっている。


そのネタを知らないと楽しめないのも確かで、ペンス副大統領とかジュリアーニ(トランプの顧問弁護士)元市長が誰か知らないとわからない。それに、中絶問題についてのアメリカの宗教的スタンスとか、アメリカ南部国旗を振りかざす意味なんかを知らないと面白さは半減するだろう。

アサルトライフル武装した集会のステージで謎の歌を歌うシーンで、俺はゲラゲラ笑わせられた。

 

ま~、そこらへんの事情を知らない人はそもそも見ないだろう、というのもあるので、それはそれで良し。見なくても何も日本の生活に影響はないし、むしろ見てしまうと誰かに話したくなるけど誰も話し相手になってくれないジレンマに陥る。

 

主演のコーエンは、撮影時に防弾チョッキを着て弁護士を待機させているという。文字通り命がけでここまで最低のギャグを撮影しなければならない理由がひとつもない、というのが良い。

 

中島らもいわく「笑いとは差別である。幼児の笑いを除いて」
この映画の差別はあんまりにヒドイので笑うしかない。

 

しかし、少し考えてみると面白と思うのだが、なぜ差別はいけないのか?
そりゃ、差別だからダメに決まってるじゃん!というのは、差別絶対ダメ思想に塗り固められているからである。

 

想像していただくとわかると思うが、絶対的に差別のない社会とはどんな社会だろうか?貧富もない、老若男女も存在しない、デブもブスも美男美女もいない…そんな世界は北朝鮮を超える超管理社会でないと実現しない。いやいや、それはやりすぎで、どこかに常識的な線引きがあるでしょ?と、常識的な人は言うが、その線引きは誰がどーやって決めるのか?その常識は時代と共にどんどん変わっているというのに、どの時点で誰が正しいのか、どうやって判断すべきなのか?
確実に言えるのは、ボラットのやってることは間違っている。

 

あんまりにもよくできてるので、サシャ・バロン・コーエンつながりで、ほぼ同時期に公開になったサシャ・バロン・コーエン主演の超真面目な映画「シカゴ7裁判」見る。


『シカゴ7裁判』予告編 - Netflix

う~ん、真面目!裁判モノって、アメリカ映画はよくできてる。
すげえ緊張感で面白い。これも明に暗に民主党支持のプロパガンダ映画だけど、政治的なのは別に面白い。


日本でも裁判モノって…あんまり思いつかないない…「それでもボクはやってない」とか?あとは検察ものとか弁護士ものとかあるけども、ほぼ裁判だけの話がないのは、少なくとも日本の裁判というのは単に予定調和であるので、別にドラマチックでも何でもないからという理由かと思うが、それはアメリカも一緒の気もするなぁ。

メイドインアビス

メイドインアビスみたいなホームランがあるので、見た目がとっつきにくいアニメも見とかないと駄目だなとは思う。

 

というわけで、嫌な予感しかないアニメ映画「メイドインアビス 深き魂の黎明」見る。
結論から言えば、嫌な予感はほぼ100%的中したので、期待通りで満足である。


ホラー映画とかドキュメンタリーならわかるが、アニメで嫌な気分になることがわかってて見る映画ってのもなかなか無い。

miabyss.com

この映画は通常の(テレビ)アニメ版の続編で、何も説明が無いまま話がはじまるため、通常アニメ版を見てないと話は理解できないし、なにより面白さは半減以下になる。

前に見たけど、ちょっとうろおぼえかな…とゆー人も映画を見る前に再度アニメ版の最終話だけ見ておくと吉。

 

原作のマンガ、俺は読まなかった。ちょっとマンガは読みにくいとゆーのもあって…。それにまあ映画は楽しみだったので、あえて原作マンガは読まなかった。

 

で、映画版、難を言うなら、ちょっと分かりにくいとろはある。
映画を最後まで見ないとわからない部分がいくつかあって、見終わってから、あー、あのセリフはそーいう意味か~というのがいくつかあった。
かなりアクション多めなので、アクション中のセリフが一瞬すぎてよくわらかない、というのもある。後から考えると、いや~、なんてド外道なセリフ!とわかる。

 

ともかく、原作者自身、このメイドインアビスの面白さは「ワクワクする自殺」だと言っているのでアレなんだけど、もっと正確には「ワクワクする心中」物語であろう。リコとレグ、男女2人だし。さらに通常アニメ版の最後から加わるナナチは、心中にある意味失敗した1人なので、いわば「ワクワクする集団自決」の様相となっている。

 

映画で悪役として登場するボンドルドも、実は自決を決意した1人で、さらに新しいキャラ=プルシュカもちょっとアレなので、物語としては勧善懲悪だが、実は目的は皆同じではある。


R15指定、というのは苦笑いしつつも、そりゃそーだなとは思う。
この映画に出てくる「カートリッジ」の意味と制作過程を説明しようとすればR15でもキツイ。

よくもまあこんなキチガイな話を思いついたもんだと感心する。

 

あと、超余談だけども、
待ちに待った「メイドインアビス 深き魂の黎明」をレンタルで見ようかと思ったが、これが難しかった。NETFLIXにはもちろん、amapzn primeの有料にも無い。ツタヤ・オンラインで探しても無い。ツタヤの実店舗にはレンタルDVDでおいてあったのだが、新作のためすぐに返却しないとドエライ金額になる。

 

返却を気にせずゆっくりみたいな~と、以前に加入していたツタヤのDVD郵送サービスに再加入しようとすると、何故かツタヤ・オンラインしか入会できない。どーやっても郵送メニューが存在しない。


困ってヘルプの電話にかけてみるが、またこれが3分以上は待たされたと思う。

 

結果、以前に加入していた郵送で毎月DVD4枚のサービスは終了していて、そもそも同じサービスが無い。さらに、再入会でも最初のメニュー画面はお試し期間メニューしか表示されず、オンラインは入会できるが郵送サービスは受けられない、というコトだった。

 

メイドインアビス」のDVDを郵送でみたいだけなので、
まず、お試しオンラインサービスを申し込む。
即座に有料に申し込み、その際に毎月DVD8枚郵送サービスを申し込むと、月額2000円。
郵送サービス+オンラインの場合は2500円…差額500円か…。
だったらオンラインがあってもいいじゃないか?
と、結局、郵送サービス+オンラインで加入。

 

で、「メイドインアビス」のDVDを発注リストに入れておいたが、これがなかなか届かない。
一週間ぐらい待ったが届かないので、しょうがなく他の映画DVD2本見て、
さらに一ヶ月近く待って、やっと届いた。。

 

で、DVDの郵送は2枚一組なんで、「~アビス」ともう一枚
タランティーノ「ワンスアポンアタイム・イン・ハリウッド」


映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開


うん…総合力で断トツよくできた映画だよ…まあタランティーノとアビスを比べるのもアレだけど。。


実にタランティーノらしい、一体これは何の話?という間延びしたあの感じ、テキトーにつくってるように見えて、なんか見てしまう。

波にさらわれた魂

昼飯に自分でわかめうどんを作った。
ひと口目、咀嚼して飲み込もうとしてむせた。わかめうどんの上にゲロをトッピングしたみたいになった。

 

うーん…コレを食わねばならんのか…まあ腹減ったし…しょーがねーなと、NETFLIXでクダらない番組でも見ながら食おうと、新着番組を検索したら「未解決ミステリー シーズン2」で、唯一、日本の回を見つけた。
「波にさらわれた魂」

www.netflix.com

紹介動画


『未解決ミステリー』シリーズ2 予告編 - Netflix

このシリーズ、何も見たことは無かったが、東日本大震災後のミステリーを外人が描いているというのがちょっと気になったので見てみた。
まさか、ゲロみたいなうどんを食いながら涙を流すとは思っても見なかった。

 


あの東日本大震災津波で、多くの犠牲者が出た石巻市が舞台となる。

 

津波の映像、津波に流され九死に一生を得た人のインタビュー、そして、津波で流された家族の遺体をひとつひとつ見つけていった様子を語る人のインタビューに続いて、幽霊を見た、という話になる。

 

この幽霊の話は3人が話し手になり、女性は自称霊視ができるということで、まあ、そーいう人の話はちょっとね~…という感じであったが、あとの2人、寺の和尚と、大学の先生の話が非常に興味深かった。

 

寺の和尚の体験は、津波直後にあまりの多くの遺体、それも子供を含み、火葬場が機能しないので、一時的に土葬することになった話からはじまる。

 

そして、震災からしばらくたって、霊が体に乗り移ってきて苦しいという女性が寺に駆け込んできた、という。
とりあえず話を聞いて、お経をあげて、焼香をすると、体が楽になったという。
また苦しくなったら、いつでも来なさいと告げると、何度も来るようになってしまった。

 

いくつも別人の霊が、自分の体に乗り移るのだという。
たいてい夜7時ぐらいに来て、落ち着くまで夜中の2時3時までかかることもあったという。

 

和尚がその女性の素性をいろいろ聞いた。
あなたは津波でつらいことにあったのか、あるいは親類、友人、知人が?というと、そうではないことがわかった。自宅も津波の被害からは無関係だったという。

 

しかし、その女性の語る体験が実にリアルである。
ある晩には、自分は少女の霊に乗っ取られた、という。その少女には弟がいて、津波当日、弟の手を握って、全速力で2人で津波から逃げていた。しかし、弟がもう走れないと言って、ついに少女は手を放してしまった。自分は、その少女の目線で、弟が津波に飲み込まれるのを見てしまった、という。そして、なぜ、大人たちは助けてくれなかったのかと号泣しだすのである。

 

和尚は語る。
彼女自身、私は(精神的)病気ですか?と聞いてきたが、私は違うと答えた。私は病気にはしたくない、と。

 

この和尚は、彼女が精神病理学的に異常であろうことはわかっている。実際、現地を調査していた科学者らからは、宗教者がそういうことを言うからダメなんだと説教されたと語り、和尚自身も霊的なモノの見方には批判的立場である。
しかし、それだけ…科学的態度だけでは、あの津波を体験した者にとっては、納得できないものがあると感じるに至ったという。

 

和尚はさらに、
私のやってること(まるで悪魔祓いのようなマネ)は異端だが、現に困ってる女性がいるのだから助けるでしょう?と。

そして、なぜ津波で私は助かって、彼らは死んだのか?と問う。

 

(…いや、そりゃ物理的に高台にいたからだ、とか、そーいう質問ではない。なぜ他でもない私が生きているのか?という問いは、実存問題である。それは科学的には問題にできない性質で、実存哲学の分野になるが、哲学に回答は無い。究極的には宗教でないと答えは出ない問題である。まあ神様が決めたとか、そーいう答えしか、今のところ無い。)

 

しかし、和尚は、そこで神や仏に安直に直結させないあたりが興味深い。

日本における死生観は、障子を隔てたあっち側と向こう側程度であるのはないか、と考える。死者が障子の向こう側に影としてうっすらと見えるような存在だと日本人は思っているのではなかろうか、と。

 

次に、災害での心理を研究しているという大学の先生がインタビューに答える。

 

ある学生が、震災後の話として「石巻のタクシー運転手が幽霊を乗せた」というレポートを提出した。
客を後部座席に乗せて、目的地に行くと、その客は消えているという。なんか古典的な幽霊話ではあるが、実際に運転手はメーターを倒しているので、タクシー料金をどうしたかと言えば自腹で支払ったという。
しかも、同じ体験をした運転手はたくさんいて、皆、自腹で支払っていたことがわかったという。

 

その大学の先生の指摘が非常に興味深いのだが、
広島の原爆や、阪神淡路大震災では幽霊話が無い。なぜこの震災で石巻に幽霊話が出てくるのだろうか?

 

これは確かに面白い指摘である。が、わかる気もする。
まずは殺され方として、原爆や交通事故というのはなんか現代的である。さらに土地柄として阪神淡路大震災は都会、それもまわり一面ビルだらけの都会のど真ん中だった。比べて石巻は、海と山との隙間にある田舎町に見える。

 

さらにイタコのような口寄せの文化は西日本ではあまり聞かない。多分、東北の文化ではなかろうかと思われる。
つまり、幽霊と言うのは文化的な心理現象であることを、先生は指摘する。

 

ある女性は、3歳過ぎの息子を津波で失い、うつ病になった。残った娘に、私はまもなく自殺するが、私はよろこんで死んでいくのだ、と言い聞かせていたという。ある日、食事時に、息子の遺影に向かって食事の挨拶をしたところ、何故か息子のおもちゃの電源が突然入ったという。
それで、その女性は、死んだ息子が実は自分を見ているのではないか、と思うようになり、やがて立ち直ったという。

 

大学の先生は、幽霊というのは、そういう心理的クッションとして機能する、と。
津波のあと、皆、幽霊でいいから故人に会いたいと言う。

 

そして、日本人は心理カウセリングをあまり受けようとしない。カウセリングを受けると心が楽になるだろうということは理解しているのに。

なぜなら、それは故人を忘れてしまうことになってしまって嫌だから、という。


そーいう気持ちは俺も理解できる。 

気がついたら、ゲロみたいなわかめうどんを食いながら、俺は泣いていた。

裏切りのサーカス

だいぶ前ですが、G監督がイイよ!コレ、って言うので見た映画
裏切りのサーカス


映画『裏切りのサーカス』予告編

今回、見るのは4度目になる。

 

だい~ぶ前に一度見て、なんかわからんけどスゴイ映画だ!
と、すぐに2回目を見た。

 

3回目はNETFLIXで見つけたので見た。

 

最近、こんなサイトを見つけた。
よくわかる 『裏切りのサーカス』 全解説

http://www.rsch.tuis.ac.jp/~ito/research/TTSS_description/TTSS_description.htm

このサイト、スゴイ情報量である。

まずシーンごとにサイトのテキストを読んで、それから映画を見て、またテキストを読んで…を繰り返して4回目を見た。この作業?に、ほぼ一日かかった。感動した。

 

正直、ネタバレしたところで感動が薄れるどころか、また感動してしまう、スゴイ映画だった。
4回も見て、4回とも感動するような映画ってのは、俺のなかで、この映画…以外にも3本…いや5本ぐらいだ!

 

で、解説サイトではじめてわかった!とゆーのが、いくつもあった。
例えば、映画の冒頭あたり…主人公スマイリーが自宅で、ふと壁にかけてある絵を見る。その絵に監督の名前が浮き上がる、というシーン。


この絵がどういう意味なのか、はじめてわかってシビれた。

 

別にこの絵の意味がわからなくても、何も本筋に関係ないので全く気にしてなかった。
主人公スマイリーはカミさんにメロメロであることはすぐにわかる。
しかもそのカミさんは、スマイリーの職場の同僚と不倫して家を出ている。
そんな状況は何も説明せずに映画はスタートするので、その絵の意味はわからない。

 

実は、その絵は、そのカミさんの不倫相手の職場の同僚が描いた絵で「この絵は君のカミさんが気に入ってくれたんだ」と、主人公の自宅で不倫した直後、カミさんにプレゼントするよ、と主人公スマイリーに手渡した絵なのである。

 

その絵をわたすシーンは中盤にある。確かによく見れば、その絵であることがわかるが、ほんの一瞬だし、なにより同僚の足元が変で、いかにもコイツは今、別の部屋で不倫してた直後だ!という情報に気を取られるシーンである。

 

なるほどな~と思うと同時に、

主人公スマイリーは、自分のカミさんの不倫相手が描いた絵を飾って、しかもカミさんが家出した後にも飾ってて、それを眺めている、という主人公の異常ともいえる複雑な人間性を演出してたんだ!というコトがわかってシビれた。

 

あと、ともかくすげえホモ映画だ、というのが解説を読んでわかった。

 


まあ、それはともかくとして、つくば市議会議員選挙の19番目当選者

【確定】開票状況(つくば市長選挙・つくば市議会議員一般選挙)|つくば市公式ウェブサイト

名前が「勝手につくば大使」!ご本尊はコレ。

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選挙の結果「おおやけにつくば大使」になったね!やったぜ!

 

ツイッターをみると

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意外と真面目っぽい。つまんね…。

ウヨク入門一歩前 その3 …人権?

だいぶ前の話なんですけど、俺の友人が電車に乗ってた時の話です。


友人が乗ったその車両は、ラッシュというほどでもないぐらいの混雑だったそうです。
程なくして、
「にんげ~ん!にんげ~ん!」
と、大声で叫ぶ声が聞こえてきました。
友人も周囲の人も、びっくりしてその声を主を見ると、まあ、その、精神病理学的にアレな方だったので、見た瞬間、みんな、まあ、アレですよね、という感じで生暖かく見守ってたそうです。

やがて
「じんけ~ん!じんけ~ん!」
と叫びだした瞬間、車内は凍りついたそうです。

 

…という話は、まあ、おいといてですね、
G監督から「前に役所の庁舎の前を通ったときにさあ、その庁舎にでっかい垂れ幕がかかってて"人権を守ろう!"みたいなこと書いてあったじゃん。それ見て笑ってたけど、どゆこと?」と聞かれましたので、俺の"人権"感(?)を書いてみようと思います。

 

とりあえず、人権がどーたらこーたら言い出したのは、やっぱりフランス革命のはずです。
これは"サヨク入門一歩前"の最初で言った話にまた戻るんですけど、人権とは王様による政治を倒すための理由、もっと極端に言えば、王様と教会を殺すための理由だった、と俺は思っています。

 

その人権のはじまりとなったフランス革命の前後は複雑で、俺には何が何だかなんですけど、有名なのはバスティーユ襲撃でしょうか。

ja.wikipedia.org

フランスの刑務所を大勢の市民たちが襲撃した、という事件なんですけど、結局、その刑務所に入ってたのは7人で、政治犯みたいな奴は誰もいませんでした。


上記リンクのwikiには下記のように書いてあります。

(7人の)内訳は4人の文書偽造犯と2人の狂人、それに1人の素行の悪い伯爵である。

これ、要するに4人の泥棒と、2人の精神障害者です。最後の1人の"素行が悪い"ってどんな素行かと思ったら、単に伯爵の息子のくせに遊び人だった、というものです。なんというか…ワケわかんないと思いませんか?なんでコレが革命的なんでしょうかね?

 

このバスティーユ襲撃とかって何なんでしょうかね…俺としては、フランス革命って、すごい暴力的な「ええじゃないか運動」だったんじゃね?と思っています。


だって、フランス革命の後に議会でサヨク側に座った連中はテロの語源になるほどの滅茶苦茶な政治をしましたし、中心人物だったロベスピエールのやったことって結局グダグダで、王侯貴族と教会を敵にまわしてのグダグダの内戦(ヴァンデ戦争)になったりして、なんかもうフランス全土でヤケクソとしか思えません。

 

フランス革命で、なんで民衆が王侯貴族とかキリスト教とかを敵に回してケンカしたのか、といえば、まずは、王侯貴族の政治に民衆が飽き飽きしてた、ということは間違いないとは思います。

それと同時に、アレ?もしかして王侯貴族じゃない奴でも政治やっていいんじゃね?と気が付いてしまったコトです。


んじゃ、その正当性って何でしょうか?
当時、善悪を判断するはずのキリスト教は王侯貴族にベッタリで信頼できません。
そこで出てきたのがキリスト教よりもエライ神様がいる!=人権を思いついたのです。

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人権を思いついたイメージ

「人権神様が、オラも政治してもいいって言っただ!みんな~ぱらいそさ、いくだ~!」というワケです。

 

…え?神様?人権が神?宗教とは違うんじゃないの!?


先ほど出てきたフランス革命の中心人物ロベスピエールwikiを読んでみるとですね、

ja.wikipedia.org

以下の説明が書いてあります。

 

ロベスピエールは非キリスト教化を主導して最高存在の祭典を挙行するなど、革命政府の中核的存在となった。

 

「最高存在」っていうのは、キリストよりも最高の神様ってことです。その神をたたえる祭典を開いてました。
つまり、人権の根本は宗教です。

 

え~?でもさ、神は死んだ!とかって言ってたじゃ~ん!
というご意見もありますが、それは結構後からで、フランス革命後100年ぐらいは後だと思います。俺としては戦後ぐらいからじゃね?と考えています。具体的には実存主義という考え方が流行してからだと思うんですよ。

 

宗教と、哲学や思想の違いは何か?といえば、その話があってるのか間違ってるのか議論できるかどーかです。
宗教とは、そもそもあってるか間違ってるかは問題になりません。

そもそも絶対に正しい神様がいる、というところからスタートしています。
なので、キリストは正しいのです。

なぜキリストは善なのか?正しいか?は質問として間違っています。

なので、同じく人権はなぜ善であり、正しいのか?という質問は、質問自体が間違っています。
人権だから善であり正しいのです。なぜなら人権も宗教だからです。

 

フランス革命からひろまった人権教は、そもそもキリスト教から出てきた新興宗教なので、根本的には同じ性質があります。

 

ひとつは、一神教であること。
フランス革命キリスト教とケンカしたのもこの理由です。人権は絶対真理なので、お前らも信じないと殺すぞ!というマジでヤバい、いかにも新興宗教っぽい危なさを秘めていました。これがグダグダの内戦(ヴァンデ戦争)となった理由です。


現在、人権はすっかり世界宗教になったので、キリスト教含めて現地の土着信仰とはお互い折り合いをつけた感じになってます。

 

ひとつは、おせっかい、ということ。
これはいかにもキリスト教っぽいのですが、正しい教えはひろめなくてはならない、という性質があります。原始仏教小乗仏教)なんかは、教えを知りたいものだけが仏門を叩けばよかったんですけど、キリスト教とか人権は、正しい教えは全員が知るべきだ!断る奴はみんな悪だ!という方向があります。

 

あと、抽象的な神であること…というのも、昔からの宗教は自然のものが神様になる…太陽とか雷とかは、人知を超えてるので神様だ、というのはわかりやすいんですけど、国家を統治するには、なんかモヤっとして抽象的な方が使い勝手がいいと思います。


やがて、王侯貴族の政治制度(封建制度)から、王様殺していいんだよ、だって人権だもん!というわけで、そーいう人権を根拠にした近代の政治制度がつくられるようになりました。

 これが民主主義です。

 

…と、サヨク入門一歩前から読んでいただいた方ならピンとくると思うんですが、んじゃ共産主義も人権思想なんだから民主主義なの?というご質問があるかと思います。

答えはハイ、そうです。

共産主義だろーが社会主義だろーがアナーキーだろーが民主主義です。

 

社会民主主義とか、 朝鮮民主主義人民共和国とか、いろいろなナントカ民主主義が山ほどありますが、みんな人権がモトになっているという点で同じです。

はやみんな人権を疑ってないんですから、オラんとこの政治は民主主義だべ!って言ったら勝ちみたいな状況ともいえます。

 

え~?なんで?民主主義ってのはさ、国民ひとりひとりが一票入れる、選挙が必要でしょ?中国とかってそーいう選挙ないじゃん!中国も民主主義なのかよ?
というごもっともな疑問があると思います。

 

選挙というのは、民主主義の政治を行うための、単なる手段です。
ちなみに国民みんなで選挙した結果、ドイツではヒトラー政権が誕生しましたし、イタリアではファシスト党独裁政権を意味する悪口"ファシスト"の語源となった政党)が生まれましたし、日本でも先の大戦より前から選挙はしてました。

 

なんで選挙したら人権が尊重できるんでしょうか?その根拠は何でしょうか?別に選挙なんてしなくても、トップダウンで人権尊重すればいいじゃ~ん!というのが中国側の主張です。

 

まあ、俺としては最低限、選挙ぐらいやれよ、と思うんですけどね。。

 

ともかく、人権はキリスト教すらも超えた世界宗教となりました。

キリスト教カトリックプロテスタントとか、いろいろな宗派に分かれていきましたが、人権も全く同じで、いろいろな宗派に分かれていきました。

資本主義・西側、具体的にはアメリカ・ヨーロッパ・日本なんかの人権タイプと、共産主義・東側、具体的には中国を筆頭にした人権タイプに大きくわかれています。

 

さらに日本国内、いや、都道府県、いや、市町村レベル、いや、学級委員会レベルですら、様々な人権派を唱える人がでてきて、俺がホントの民主主義者だあ!って奴が山ほどでてきたというワケです。

 

ここでやっと、G監督がはじめに「なんで市庁舎の"人権を守れ!"って垂れ幕をみて笑ったの?」の答えが書けます。

いまや日本は人権教国家です。それを疑う人はいません。日本国が外交的なメッセージで言うならともかく、市町村レベルで"人権を守れ!"というメッセージなんて、町ぐるみで狂信的になれ!という意味か、あるいは"お前ら人権思想が足りないから俺たち公務員様が教え込んでやる!"というおせっかいな意気込みとしか読めません。

…まあ、普通の人とすればそんな市庁舎の垂れ幕なんて"人権で飯食ってる連中"あるいは"人権という仕事をしなきゃいけない公務員様のポーズ"にしか過ぎないのを理解してて、みんな見て見ぬフリをしてるだけで、「じんけ~ん!」と叫ばれるともう相手にできない、というあたりが笑える、という話です。

ウヨク入門一歩前 その2 ウヨクのイメージ

前回までのあらすじで…

日本の左翼は
1、革命を捨てて人権思想を推し進める方向
2、資本主義の限界はココだ!と指摘する方向
へとかじを切りました。

 

1、革命を捨てて人権思想を推し進める方向

人権思想を推し進めた結果では「フェミニズム」云々、最近では「LGBT」とかなんとかあたりでしょうか。
共産主義の根底に人権がある、というのは前のサヨク入門一歩前で書いた通りです。

 

が、暴力革命の無い共産主義なんて、クリープのないコーヒーみたいなもんです。
そーいえばクリープ、最近見ませんねぇ。え?知らないですか?クリープ…


1985年CM 名取裕子 森永クリープ 小林麻美 SEIKO

って古すぎてわかんねーって?そうですか…

 

2、資本主義の限界はココだ!と指摘する方向

一方、資本主義の限界はココだ!という方向性では、環境問題と経済政策とかです。

サヨクエコロジー・環境問題が大好物です。

 

1970年代にローマクラブが「成長の限界」を発表して以来、環境問題が取り沙汰されるようになり、日本でも石油ショックなんかで大問題、原発大爆発もありましたし、つい最近ではレジ袋が有料化になりました。

(※レジ袋を有料にするとなんで環境問題が解決するのか俺にはサッパリわかりませんが)

 

サヨクが環境問題を好きな理由…それは、ヘーゲル哲学をもとにマルクスが唱えた「資本主義が超発展したら、その資本主義の内部から問題が起こる」のと同じ理屈だからです。

 

ん?だったら、マルクス的に考えれば、技術の向上と機械化で環境問題もクリアできるんじゃね?という方向も、これまでのこのブログを読んだ方にはご理解いただけると思うんですが、多くのサヨク側は、環境問題は資本主義の限界の証拠だ!革命の日は近い(?)と思っておられるようです。


ちなみに、東日本大震災原発が爆発した際、まさしくマルクス的理由で原発賛成!と言い切ったサヨク吉本隆明だけなんじゃないでしょうか。

 

で、もうひとつの経済に関してですが、最近、本屋で"脱成長"とか"クソ年収で豊かに暮らせ!この貧乏人め!"などという本を見かけますが、ここらへんも現在のサヨク活動の特徴と言えましょう。

興味深いのは、そーいう本を書いてる著者は、失業の心配のない大学の先生だったり、金持ちだったりというトコでしょうか。まあマルクスもボンボンでしたし、勉強できたのは資本主義ロンドンの図書館で無料で本を読めたからですけどね。

 

そして、サヨクの好きな経済政策は、福祉社会の推進です。
子供の教育や老人医療、そして貧困層が豊かに暮らしていける社会を目指すというのがサヨクの目標です。だれもが平等に、というのは俺もいいと思うんですが、その手法にはかなり疑問があります。その福祉の財源として税金ガンガンいこうぜというのが俺には引っ掛かります。

 

今がバブル経済ならともかく、税金増やしたらもっと景気悪くなって余計駄目になんねぇ?と俺は思うんですけどね。今の経済状況でサヨク政党も消費税増税OKって…国民困るっしょ?福祉に反しねぇの?

 

んでもって、ちょっとテクニカルな話になるかもしれませんが…

財政均衡プライマリーバランス)とかっていう言葉をニュースか何かで聞いたことないでしょうか?要するに、国が借金してるのはよくないので借金返済しようぜオラァ!という話です。自民党はともかくサヨク系政党もみんなコレを言います。

個人の福祉が大事なら国の借金なんて後回しでいいハズです。

日本の国の借金が1千兆円?知るか!ボケ!というのが正しいサヨクのハズです。


「いやいや、国家が破産したら元も子もないでしょ?」

という議論がありますが、現在の国債利回りを見る限り、世界でもっとも破産しない国は日本としか言いようがありません。

もし、日本が独自で通貨発行できないような発展途上国だったら、俺も借金返済した方がいいとは思いますけど、そーではないですよね?

 

「いやいや、いずれ日本は借金で破産する!」

というのは、サヨク得意の日本経済ダメ論の根拠でよく言いますけど、このブログで書いたとおり、マルクスが唱えた"資本主義に限界が来る"という話と一緒だと思いませんか?俺には"資本主義に限界が来て欲しい"に聞こえますけどね。。

 

そりゃまあ100年後か1000年後か10000年後には日本は破産するかもしれませんが、そりゃいつだよ、って話です。んでもって、今の物価変動と国債利回りからして、破産する確率は日本は世界中でイチバン低くね…?

 

そもそも世界的にみれば、財政均衡というのは財政タカ派=右翼的発想です。一方で国の借金が増えても福祉にまわそうぜ!というのが左翼的発想です。いやマジで。

なぜ日本のサヨク財政均衡プライマリーバランス)なんかを言うのか、俺には理解できません。

 

えーっと、何の話だったっけ…?

ともかく、俺が考える右翼と左翼のイメージ図は以下の感じです。

 

日本のウヨクは、個人を中心に同心円状に個人→家族→故郷(地域)→国家(天皇)、という国家感を持っているとイメージしています。
これを図A-1とします。

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図A-1 日本のウヨクのイメージ

ウヨクといえばナショナリズムという言葉があります。日本人全員が一丸となって範馬刃牙みたいにやっちゃえ!という感じでしょうか。

具体的にはそうですね…自分の国に愛着があって、それを外国人に踏みにじられようなら、イヤな感じがする、そーいう感情がナショナリズムだと思います。最近だと日本の尖閣諸島に中国の船が!なんてニュースを聞いて、なんかムカつく!って感じです。

 

これが遠い外国の話なら、別に感情的にはなりません。ロシアのクリミア侵略とか、まあ知らんけど大変そうですね、ぐらいで終わりです。

 

その尖閣諸島に思い入れのある日本人、ましてや行ったことがない日本人の方が大多数のはずなんですが、なんでそんな感情になるのか、それがナショナリズムです。

 

近代国家である以上、国民は何らかの統一感がないとバラバラでまとまりません。江戸時代あたりまでは"お国はどこ?"と聞かれたら"会津藩だべぇ~"とか、今の都道府県ぐらいが国の範囲でした。今でもクニと言えば地元という意味でも使いますけども。

 

それが明治以降、日本という近代国家ができたので、図A-1の一番デカい円=国というまとまりが必要になりました。そこで、日本はあなたの国ですよ、という物語が明治以降に語られるようになり、今ではすっかり、まるで生まれながらにして持っている感情のようになった、という話です。

 

そこらへん、江戸から近代日本国家の成り立ちを描いたマンガに、みなもと太郎風雲児たち」があります。オススメです。 

風雲児たち 1巻 (SPコミックス)

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 もちろん、日本に限った話ではなく世界中の国民は多かれ少なかれナショナリストです。そうでないと国が成り立ちませんし、現在、国という枠組みは否定できません。

良いか悪いかは別として。

一部のサヨクが「俺たちは地球市民だ!」とか言いいますが、そーいう寝言は日本国籍を離脱して地球市民でパスポートを取得してから言って欲しいものです。

 

一方で、サヨクは、個人は個人ごとに階層なくバラバラなんですが、共産主義という思想でまとまっているイメージです。
これを図B-1とします。

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図B-1 サヨクのイメージ

この図B-1、サヨクの世界観の"共産主義"の文字を"キリスト教"と置き換えても同じです。
以前に共産主義キリスト教と同じだと説明しましたが、これは西欧型個人主義、近代的な個人のイメージでもあります。

 

ちなみに、図B-1の"共産主義"を"天皇"と置き換えると、八紘一宇と同じになります。
図B-1と同じですが、これを図A-2とします。

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図A-2 八紘一宇のイメージ

八紘一宇とは、天皇のもとで誰もが平等という考え方です。

これが右翼といえるか左翼といえるかは面白いところです。 

 

この図A-2、八紘一宇的な発想で、日本と満州国とを並列に満州国を導こうとしたのが軍人・石原莞爾だと俺は思います。

そこらへんの五族協和満州国石原莞爾なんかの話が、安彦良和虹色のトロツキー」ってマンガに描かれています。オススメです。

虹色のトロツキー (1)

虹色のトロツキー (1)

 

 

同じくこの八紘一宇的な発想で、日本と韓国とを並列に発展させようとしたのは伊藤博文だったと俺は思っています。

 

前のブログで、伊藤博文暗殺についての本を紹介しました。

torisoba-bekunai.hatenablog.com

伊藤博文は図A-2タイプだったと俺は思います。一方で、山県有朋なんかは図A-1タイプで、あくまでも韓国は日本の一部であるべき!並列というのは許さない!という考え方だったと思います。

日本側の図A-1タイプらにとって、伊藤博文は邪魔だったのです。

 

そこで、日本側の図A-1タイプとしては、伊藤博文も図A-1に違いないと思い込んでいた安重根を鉄砲玉にして、伊藤博文を暗殺させたんじゃね?というのが、先のブログの本からの推論です。


実際、韓国を日本の国の一部とする=韓国併合は、伊藤博文暗殺後に成立しました。

 

現在、韓国は安重根を韓国的ウヨク・ヒーローとして祭り上げていますが、そう考えると実に悲しきヒットマンです。俺としては、逮捕後の安重根の潔さには感心するものがあるので、別の意味でヒーローとするのは理解できます。

 

…ともかく、実は安重根は日本側に操られただけじゃね?ということから、上記の本の著者はさらに調査をしようとしたんですが、現在、韓国側は調査を拒んでるそうです。まあ、韓国側の物悲しい事情はヒシヒシ感じますけど。

 

というわけで、ウヨクの話はおわり…え?ウヨクといえば天皇だろって?

 

う~ん、日本の国の制度としての天皇は理解できますが、崇拝対象としては理解できません。

ウヨクの方は、多かれ少なかれ天皇への個人崇拝が混じってるとしか思えないので、ウヨクとしての天皇の解説は、俺はできません。

正直、明治時代以前・以後で天皇は全く違うと思うんですよね。

 

この話はいずれ…ってまたクソ長いブログに…