全裸監督 シーズン2

■ネットフリックス「全裸監督 シーズン2」見る。


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生きるエロ伝説、村西とおるの自伝。

最終話、不覚にも涙が出た。
誰にでもオススメできるわけではないが、G監督は大好物だろう。
日本のドラマもここまで作りこんだら面白いよね。。

 

このドラマ内のヤクザの話は盛りすぎかと思ったら、ヤクザに拉致監禁されるのはよくあったらしいし、闇金に手を出してダムの上で飛び降りろと言われたのも実話というあたりが笑えないぐらい面白い。

 

東村アキコ東京タラレバ娘 リターンズ」


東村アキコ東京タラレバ娘 シーズン2」

いや~…東村アキコは面白い。

面白いマンガはセリフだけで面白い。

これはサンデーの看板漫画家である藤田和日郎「読者ハ読ムナ(笑): いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか」のなかで語られる漫画論だが、東村アキコのマンガはまさしくセリフが秀逸。

俺は著者のギャグがたまんなく面白いんだけどね。。

 

海野つなみ逃げるは恥だが役に立つ」 


実写ドラマは見たことないし見る気もないが、原作マンガは気になって少し立ち読みして気がついたら全巻買ってた。

少女漫画は基本、惚れた腫れただけではある。しかし、その深度は少年マンガより深い。

 

内容としては、一人暮らしの男性サラリーマンに主人公の女性が住み込み家政婦(?)として働き、やがてくっつく、という誰でも予測可能なオチではある。
ただ、上記の藤田和日郎「読者ハ読ムナ」マンガ理論における

オチが分かるのはそれでよい。
ハッピーエンドのハッピー感を読者の予想を上回ればよい。 

 

まさしく、誰でも予測可能だがハッピー感は上回る漫画。

男が少女漫画キライな理由に、登場人物が感情的過ぎてついていけない、というのもあるんじゃないかと思うのだが、このマンガは真逆といっていい。

 

主人公の2人は、言動が理屈っぽい。
男性側は30代後半のシステムエンジニアで童貞、女性側は大学院で心理学を学んだという設定で、お互い奥手も奥手、スキンシップをする理由もそれぞれが話し合いで解決していくという物語である。

大ヒットなのに意外と年齢層高めのマンガであった。

 

恋愛を理屈っぽく語るマンガで思い出すのは
■秋☆枝「恋は光」


これはヤングジャンプ=男性向け週刊漫画だった。最近は男性向け・女性向けとかの垣根がなくなってきてるし、コレが読めるなら「逃げるは恥だが役に立つ」も面白いだろう。


ただ、他によくある男性向け恋愛系ウンチク(?)マンガはエロの話ばっかりである。