レッド とか

山本直樹「レッド」がね…なかなか読み進められない。

俺は、共産主義者たちのリンチ殺人って数人程度かと思ってたらとんでもない人数だった。
「レッド」は後半になったあたりから、いよいよリンチ殺人が加速していく。

どこまでこの内容が事実なのかはわからないが、
まあカルト宗教・集団と同じ経緯であることがよくわかる。

共産主義革命にあこがれる若者たちの集団ではあるが…それが単にファッションであっても、友人関係でずるずると関係したにせよ…その共産主義とは何か、革命とは何かというカッチリした正解がない。唯一、正解を知っているとされる指導者というかグルというかリーダーが形成され、そのリーダーが絶対正義となり、それを支ええるメンバーたちの狂気が加速していく。
山本直樹は、よくこんな漫画を描けたもんだね。。読んでる方でも十分キツイ。

 

 

最近の雑感
■政治パーティー券問題って結局何なん?
新聞テレビでは大騒ぎっぽいが、最終的にはしょーも無い結果に終わりそう。
1)佐藤尊徳の説明

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2)N党の立花孝志の説明

www.youtube.com

ここらへんの説明によれば、そもそも政治資金規正法がザルだと指摘。
・記載漏れは過去にさかのぼって訂正することができる。
・悪質であれば罪に問えるが、物証が必要。
・その物証…メモなり録音なり…がなければ、本人が否定すればおわり。
らしい。

 

■ロシア・ウクライナ戦争はずっと気になる。
ここ最近の中東情勢で日本では忘却気味っぽい。
ただ、
・小麦価格は戦争直後からずるずると低価格のまま推移。
・国際的なガス価格も安値が続いている。
ということは、大きな出来事は起こらないと予測してるっぽい。

ロシアの経済はいま、かなり好調である。
・若者の労働者が戦場に送り出されているため、失業率は歴史的低水準
・兵器開発を含めてすさまじい財政出動をしたため、インフレだが賃金も上昇
・主にガスの輸出はヨーロッパに続けられている。
半導体などの輸入も第三国を経由して入っている。
ただ、この景気が反転するのは時間の問題のような気もする。

一方、ウクライナは、
・戦争の長期化による厭戦ムードの増加
・西側諸国の兵器援助がスムーズではない
もしアメリカでトランプが再選すると援助打ち切りの可能性がある。
・ゼレンスキー大統領の支持率が低下
もし選挙をすれば負けるかもしれない。
一方、来年のロシアではプーチンが大統領にほぼ確実に再選する。

そもそもが核を持ってるロシア側は本土決戦することはない。
どちらかがねを上げるか合戦の状態は膠着状態がしばらく続きそう。

 

■中東問題
反米側…というか、イランよりの組織・国家がほぼ動かない。
エジプトも含めてパレスチナを見殺しにすることにしたように思える。
原油価格もほぼ落ち着いたままだし。