2020-01-01から1年間の記事一覧

サヨク入門一歩前 その4 マルクスとキリスト

これは共産主義が広まるにつれ結果的にわかったことですが、マルクスが唱えた歴史にはいくつかヤバイ点がありました。 1、資本主義が超発展します。↓2、少数のスゴイ金持ちと、大多数の貧乏人(プロレタリアート)の差が開きます。↓3、大多数の貧乏人(プ…

サヨク入門一歩前 その3 マルクスの何が悪いっていうのさ!

マルクス批判?何を今さら?というのはごもっともですが、マルクスは文字通り世界を震撼させた思想家であることは間違いありません。共産主義を目指したソ連が崩壊した現在でも新冷戦時代とか呼ばれて、資本主義の権化であるアメリカと共産主義が正しいとす…

サヨク入門一歩前 その2 マルクス爆誕

今から200年ぐらい前なので、フランス革命のすぐ後ぐらいです。 ドイツでマルクスが爆誕します。父親が弁護士の家で育ち、けっこう裕福でちゃんと教育を受けて育ちます。(この"マルクス自身は裕福な家庭で育った"点は重要な気がします。) マルクスが30歳の…

サヨク入門一歩前 その1 左翼って何?

先日のブログで 自分なりにマルクス主義というか共産主義への理解をまとめてみよう とか書いちゃったので、しばらく悩んだ結果、とりあえず左翼って何かって説明からしてみようと思い立ちました。 …左翼をどう説明するのか?と考えた時点で某Hがゲラゲラ笑…

監視資本主義

映画「サーホー」、10分程で見るのをやめる。うーん…これを見続けるのはキツイ…。 saaho.jp 「バーフ・バリ」前編・後編とも、あまりに面白過ぎたんで、ちょっと期待しすぎたな…。 映画『バーフバリ 伝説誕生』予告編 …それはそれとして、俺はスマホを持って…

ノーベル映画賞

アカデミー賞はじめ、世界中の映画賞を総ナメした韓国映画「パラサイト 半地下の家族」見る。 第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編 俺の感想は…映画賞総ナメってので期待しすぎましたよ。 答えてG監督そうなんだよ!どんど…

ミッドサマー (完全ネタバレ&見てないとわからない話)

「それは土偶…じゃなかった、奇遇ですねぇ~」 取引先企業の担当者をランチに誘って、当たり障りのない話をしてたら、読書が好きという。俺もマンガとか、読みますよ!と言ったら相手の顔が曇った。 で、どんなのがお好きなんです?マンガとか読みます?と、…

COFFEE&LIME

「リベラル・アーツってどういう意味?」向かいに座って読書をしていたカミさんが聞いてきた。 素直にわからなかったので俺に聞いてみた、というカミさんの瞳の奥底に(お前普段偉そうにしてやがるが、この程度即答できんのか?あ?)という闇を垣間見た、よ…

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

映画館でTENETを見に行った際、一番鳥肌がたったのは、実は「DUNE/デューン 砂の惑星」の予告編だった。 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』予告編 俺はピンク・フロイドとホドロフスキーが好きだ。大事なのでもーいっぺん言うと、俺はピンク・フロイド…

創作「仁義なきミッドウェイ海戦」

んじゃ、俺的にミッドウェイの敗戦はなんだったのか?といえば、次の3点。 ■日本側の情報軽視まずは日本側の奇襲攻撃がアメリカに筒抜けだったのが最大の敗因だろう。 奇襲を仕掛けた側が逆に奇襲にあってしまった。 さらに現代日本にも通じる問題として、な…

ミッドウェイ海戦 その2

なんで俺こんな手間なことしてるんだ?と自問自答しつつも、前の内容に続いて、今度は「失敗の本質」の流れから 失敗の本質 作者:戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎 発売日: 2013/08/02 メディア: Kindle版 ネットフリックス…

ミッドウェイ海戦 その1

蕎麦屋でソバをたぐりながら、置いてあった日経新聞を読んでいた。 日経新聞で唯一面白い記事?である"私の履歴書"シリーズは今回、野中郁次郎であった。 野中郁次郎は日本の経営学の祖である。その野中郁次郎はアメリカから帰国後すぐ取り掛かった仕事は、…

はじまりへの旅

今、ネットフリックスで一番面白い映画は何かとアメリカ人と話す。俺が「鑑定士と顔の無い依頼人」あるいは「裏切りのサーカス」だ!と提案。 アメリカ人が早速「鑑定士~」を見て、so goodだと伝えてきた。で、今度はアメリカ人が「はじまりへの旅(CAPTAIN…

スーパーサイズミー2 ホーリー・チキン

モーガン・スパーロック監督のドキュメンタリーはいくつか見たが、やはり「スーパーサイズ・ミー」が一番だろう。 【映画】★スーパーサイズ・ミー(吹き替え)★ あれ?全編見られるけど大丈夫なのかな…? 30日間マクドナルドしか食べちゃいけないというルー…

アナゴ

台湾人と再度釣りに行く。今回は夜釣り。俺はテキトーに浮き釣りでのんびり構えたかったのだが、近所の釣り道具屋に浮き釣りの仕掛けセットが売ってない。自作は面倒だな~と思ってたら唯一、太刀魚の浮き釣りの仕掛けが売ってたのでそれでいいやと購入。岸…

五体不満足

基本的にベストセラーに興味はない。ふと古本屋で100円で目に付いたので読んでみた。乙武洋匡「五体不満足」 五体不満足 作者:乙武 洋匡 発売日: 1998/10/16 メディア: 単行本 読んでる最中、俺のカミさんが"まだ読んだことなかったの?馬鹿なの?死ぬの?"…

利己的な遺伝子

読んだ方がいいとは思うんだけど、読む気が無かった本はたくさんある。ドーキンス「利己的な遺伝子」もその一冊だった。 利己的な遺伝子 <増補新装版> 作者:リチャード・ドーキンス 発売日: 2006/05/01 メディア: 単行本 ※俺が読んだのは1998年発行の古本 俺…

コブラ会

中年のおっさんを殺すドラマシリーズを2本見てしまう。 その1■コブラ会 『コブラ会』予告編:『ベスト・キッド』の物語は続く - Netflix 「ベスト・キッド」(カラテ・キッド)をおぼえているだろうか?ゴールデン洋画劇場でも日曜洋画劇場でもとにかくテレ…

東京タラレバ娘シーズン2

東村アキコはそれなりに?チェックしてるつもりだったが、「東京タラレバ娘シーズン2」は知らなかった。 東京タラレバ娘 シーズン2(1) (Kissコミックス) 作者:東村アキコ 発売日: 2019/10/11 メディア: Kindle版 ブックオフで100円だったので即買い…

猥談バーで逢いましょう

成田アキラというエロ漫画家をご存じだろうか。エロとはいっても風俗の体験ルポとかがメインで、よくあるエロ漫画の実用的じゃない…いや、性風俗のシステムの紹介といった方向性での実用的?な漫画なんだけども、これが妙に面白い。 俺が性風俗に全然興味が…

経済で読み解く日本史 明治時代

俺はいくつか疑問がある。そのうちのひとつが金(きん・GOLD)の価格がなぜ高いのか、である。 ※金だとキンかカネかわからないので、GOLDと書く。 昔はともかく、今、大金を払ってGOLDを手に入れる理由は"将来値上がりするかも知れないから"なのはわかる。し…

お若い

お若い。昭和59年…。俺よりもひとまわり、お若い。 俺はその歳、何をしてたっけ。。 ちょっと思い出してみたけど、その時限りなく無職透明だった気がする。 何か記録が残ってそうなモノって何かなかったかな… G監督のお付きでリトルジョーワシントンの撮影…

イエスタデイ

はてなブログを選んだ理由は特に無い。このブログはGとHへの連絡帳替わりに書いてるのだが、俺のはてなブログの「読者」に登録し、かつ、イイネ!の星マークを押していただいている奇特な方がいらっしゃる。https://yukimatsumoto8181.hatenablog.com/松本…

ペンは剣よりも強し

ブックオフに立ち寄り、ざっと見渡す。 おっ、川原泉。G&Hにも知ってはもらいたい少女漫画家ではあるが、どれが一番かといわれても実に微妙な作風。 レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス) 作者:川原 泉 発売日: 2006/06/29 メディア: コミッ…

アグレッシブ烈子

相変わらず口を半開きにしながらNETFLIXを見ている。 新着動画で気になったのは「孤独なふりした世界で」 「孤独なふりした世界で」予告編 俺みたいなサブカルクソ野郎が好きそうな映画である。 この主演男優は「スリー・ビルボード」でもそうだが「ゲーム・…

異世界もの

異世界モノ、とゆーのが流行っているらしい。NETFLIXでもいくつかそれらしいアニメ、kindleの無料マンガでそれらしいのも読んでみた。 ソードアートオンライン、オーバーロード、盾の勇者の成り上がり、Re:ゼロから始める異世界生活、この素晴らしい世界に祝…

土と内臓

俺はいくつか疑問がある。そのうちのひとつが微生物と自分との関係性について、である。 "ヒトの指先に数万以上の微生物が存在している"とゆーのを読んでから、んじゃ、一体その微生物は何をしてるのか?体に何らかの影響はあるのか?いや、体だけじゃなくて…

あたりのキッチン

ここ最近、山に川に海に行ってた。ウチから車で2時間程度で日本でも秘境と呼ばれるレベルの川に行くことができる。そこに友人が住んでるので案内してもらったら、確かに美しい。そこでしばらく川遊びをして過ごす。後日、まる一日グッタリ休憩したが。。 台…

大日本天狗党絵詞

古本屋にて、むむっ。「大日本天狗党絵詞」が一冊200円か…。俺が買うしかあるまい。 黒田硫黄ほど"鬼才"の称号が似合う人もいない。実質的デビュー作である「大日本天狗党絵詞」は、一目でこれまでのマンガを超えた驚異的な作品であった。 大日本天狗党絵詞…

こんな夜更けにバナナかよ

本屋に貼ってあった映画のポスターを見て仰天した。「こんな夜更けにバナナかよ」…え?コレが映画かよ? 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』予告 俺は10年以上前に読んだと思うんだが、ノンフィクションの傑作である。思わず新装の文庫本を手に取…